はじめに特別ページの作成にあたって。。。 釣果自慢をしたく作成したのではありません!思い起こせば04年のダイワカワハギオープンで玉砕してどうしたら安定した 釣果が得られるのか?を考えながら修行しました。ようやく安定した釣果を得られるようになってきたので、同じ事で悩んで いる方の為になれればと思い仕掛けとコツを公開します。釣りは釣れなきゃ楽しくもなんともありません。カワハギ釣りは超 楽しい釣りです。そんじょそこらの楽しいより群を抜いて楽しいです。是非その楽しさを見つけてください。カワハギ釣りで悩 んでいる方の参考になれば幸いです・・・。 以下はこれから記す内容の成果です。1シーズンこんなに船に乗ったのも初めてですが(例年の2倍)ダイワの大会以降9回 乗船して竿頭が4回、4番手以内3回と安定した釣果が得られました!しかも最後に休日の山下丸の乗合の竿頭は自分でも 嬉しい釣果でした。なのでこれから記す内容を実戦すれば釣果upのお役にたてる?かも知れません。 |
釣行日 | 船宿 | 場所 | 気候 | 釣行名 | 種別 | 竿頭 | タツ兄 | 乗船 | 竿頭 | |
1 | 21-Sep-04 | 山下丸 | 竹岡沖 | 爆風 | ダイワ予選 | 大会 | 21 | 8 | 22名 | |
2 | 31-Oct-04 | 政信丸 | 久里浜沖 | 強風 | 海遊会 | 仕立 | 15 | 15 | 16名 | ★ |
3 | 07-Nov-04 | 瀬戸丸 | 剣崎沖 | 日和 | 米山杯 | 仕立 | 42 | 25 | 20名 | 4番手 |
4 | 16-Nov-04 | 瀬戸丸 | 城ヶ島沖 | 日和 | 平日釣行 | 乗合 | 19 | 19 | 6名 | ★ |
5 | 21-Nov-04 | 瀬戸丸 | 剣崎沖 | 日和 | 福チヌ肝部会 | 乗合 | 13 | 7 | 18名 | |
6 | 28-Nov-04 | 瀬戸丸 | 城ヶ島沖 | 日和 | 横浜湾岸連合 | 仕立 | 26 | 23 | 15名 | 3番手 |
7 | 19-Dec-04 | 瀬戸丸 | 剣崎沖 | 日和 | 米山杯 | 仕立 | 22 | 18 | 20名 | 4番手 |
8 | 05-Jan-05 | 瀬戸丸 | 城ヶ島沖 | 極寒 | 05年初釣り | 乗合 | 26 | 26 | 10名 | ★ |
9 | 23-Jan-05 | 巳之助丸 | 剣崎沖 | 鬼寒 | がまかつ大会 | 大会 | 5 | 2 | 20名 | |
10 | 20-Feb-05 | 山下丸 | 剣崎沖 | 日和 | 久比里の風 | 乗合 | 14 | 14 | 20名 | ★ |
第一章 道具論 05年10月20日 update
第二章 浅利論 05年10月20日 update
第三章 実釣論 近日公開
第四章 食材論 近日公開
【道具論】 [竿] 竿は本人の好みであるが売れ筋の物を買って竿に釣り方を合わせるのがいいと思う。あと重要なのは重量。一日中竿を振 るにはやはり軽いにこしたことはない。安物買いの銭失いにならない為と、早く上達する為にはよい竿を手に入れる事が必須。 但し、最初に極鋭からはいるのはお勧めしません。それは魔法の竿だから。メーカー的にはダイワが「カワハギプロジェクト」 を立ち上げるだけあって量産品としては物は確か。ここではダイワ品を一例に私の視線で紹介。私の今の竿はバイパーが折れ たので一時的(今シーズン)は極鋭を使います。ホントは他の竿を使いたいんだけどね。。お金が・・・。 そのうち和竿なんかも 使ってみたいです。。 カワハギの釣り方によってある程度竿の方向性が決まってきます。ハゲ針でのタテの釣りであれば先調子の竿食わせ針での 食わせる釣りであれば 胴調子の竿がお勧めです。私のお勧めは食わせの釣りなので候補の竿としてはダイワで言うと以下。 |
商品名 | 新品市場価格 | 中古相場価格 | 備考 |
ラピッドバイパー | \30,000〜35,000 | \15,000〜\25,000 | Sもよい。探せば新品あり |
リーディングX | \20,000前後 | \10,000〜\15,000 | 現行品 |
SS早技中硬 | \20,000前後 | \10,000〜\15,000 | 旧型が狙い目 |
あと、釣具のポイントのブランドである「竹峰1.8」確か4000円くらい。とかで竿頭に絡んで来るような方は尊敬してしまいます。 こういうお金を掛けないスタイルで釣りをして最新竿と同等の釣果を上げる人は素晴らしいと思います。 ちなみに私の場合、竹峰は 伊勢海老用の竿になってしまいました。。。 これが伊勢海老には最高なんだ。。 |
[リール] この釣りはバランスが大事。リールは糸を巻く道具である。トラブルは無いにこした事がないし、一日中竿を動かすゆえに竿とセッ トで軽いに越したことはない。 必須事項は高いギア比で、機関が円滑に稼動し軽量でかっちょいい事。シマノ品はチャリンコのギア において世界シェアをとっているだけの事はありベアリングの滑らかさは群を抜く。私自身、次はカルカッタを狙ってますが、将来は 和竿にバイキングの組み合わせでのんびりと、釣りをしたいなぁとも思ってます。 |
[ライン] 各社からカワハギ用のラインでてますが、私のお勧めは安い糸で充分です。ただし、必須事項がふたつ。まずはマークがついて いることと、太さは2号以下。1.5号がいろいろな海域で使えていいかも。1号を推奨する方もいますが、あまり細すぎるのは感度 はいい分、トラブルにも覚悟ください。私は1.5で特訓しましたので1.5がお勧めです。今年は少し視線を変える為に0.8号に 挑戦してみます。トウシロのインプレは別途釣行記にて。。 |
[仕掛け] ここは基本通りの胴付きの3本針仕様でハリス止めを使います。市販されているものもありますが、カワハギ釣りは近海の釣り の癖に仕掛けの消費量は他の釣りの郡を抜きます。剣崎や亀城根の釣りは竹岡のような砂地と異なり仕掛け消費量がかなり 増えます。最低10セット、余裕をもって20あれば何とかなると思います。なので自分で自作して少しでも安くあげたほうがいいと 考えてます。私の仕掛けは試行錯誤の結果、間隔はしたから7cm,10cm,15cm,30cmとなってます。そうD社の仕掛けのパクリです (笑) 集器はなくてもいいと考えてますが、釣り方の都合上 中オモリとして1,5号、2.5号、3号を潮の流れ具合で使いわけて います。集器は好みですがあまり大きいものだと潮を受け抵抗になるし、なんせ値段が高いもので私は使っても高額な奴は使 いません。あと、ハリス止めはヤマシタのを使ってます。仕掛けは買えば2セット入りで確か400円くらいだったと思います。 |
[針] 私は以前カワハギ=ハゲ針と決め付けて釣りをしてました。私に合わなかった事もありますが、随分と掛け損じをしました。最近 は食わせる釣りを心掛け釣果が安定しました。なのでまずは喰わせる釣りを覚える為ハゲ針の釣りはここでは進めません。カワ ハギはあんな口をしててエサ獲りのイメージが強いと思いますがちゃんと 口にエサをいれてくってます。喰いモードの時はかじる のではなく確実に食べます。なので口に食わせて針掛かりさせます。なので針は軽くて頑丈なのがいいです。具体的にお勧めは D社のスピード7.5号。と大物を取りたい時はマルチ8号。サイズはいろいろありますが、たくさん揃えても使わなくなって余るだけ。 針は糸付きで50本入りのものが売られているのでそれを使いましょう。むろん、手の器用な方は自分で結んでもいいでしょう。 ただ、本数は覚悟してください。 ※私の場合食わせ釣りで安定してきたのであえて苦手を克服すべくハゲ針での釣りを復活してみたいと思ってます。 |
[オモリ] 派手な奴は金の無駄。小田原型で充分。サイズは25号と30号。水深や潮の流れで使いわけて下さい。量は最低10ヶMAX30ヶ あれば充分。確かに派手なオモリは興味を引くかも知れませんがエサのついた針を口に入れてあげなけれ釣れません!なので オモリに金をかけるくらいなら節約して船に一回でも多く乗って腕を磨いたほうがいいかと思います潤沢な資金力がある方は除く(笑) |
【極鋭小話】
極鋭を使えば誰でもカワハギが面白いように釣れる? 答えはNO そんなことはなく、極鋭は魔法の杖。極鋭を手に入れても魔法の杖を自由自在に操るには呪文が必要となります。呪文を知って いる者のみ極鋭を使いこなせるのかも知れません。ここで言う呪文とは魅せて誘って喰わせて掛けるカワハギ釣りのテクニック の事。竿の感度のみを追求してしまうと、カワハギ釣りの核となる部分がわからなくなってしまいます。私の周りでも極鋭に苦しん だ方が何人もいました。。私もその苦しみをあえて味わうべく極鋭に手を出してみましたが、私も釣れなくなったりして。。。(爆) ※この小話は名人から聞いたお話です。 |
【浅利論】 [調達] アサリは大きすぎず小さすぎない中くらいがベスト。で肝も小さめがよい。船宿に用意してあるアサリは大きすぎたりする場合も あるので、自分でいろいろ試してベストなアサリを見つけ出してください。で、量は2kgあれば○で、仕入れにあたっては 100g 60円を目標に探してみてください。生鮮品に力を入れてる店を数件探せば必ずあります。また、時間に余裕のある方は大潮 まわりに潮干狩りで自己調達して海に活けておくのもいいかと思います。海の近くに住んでいるのが前提か?それか船宿の船 着場に保管されてもらうのもいいかも。要船宿相談です。ちなみに剥き身を船宿で買うと2000円くらいします。殻つきを船宿で 買うと1200円前後。朝船宿で自分で剥くのも経費削減にはいいかもです。ちなみに私は出船前はゆったり過ごしたいので前日 に剥きます。 [餌付け] これがカワハギ釣りではとても重要です。餌付けで釣果が決まると言っても過言ではないでしょう。カワハギは餌取り名人と言わ れています。という事は釣るにはエサを取られにくくすればいい訳です。まずアサリは剥いた後、よく水で洗いあくをとります。 その後塩で〆ます。これによってベロ部分(オレンジの部分)がほどよく硬くなり餌付けしやすくなり、手返しもよくなるのです。 針への付け方ですが、私の場合は水管を取ります。ベロ部分から縫い刺ししワタ部分に刺します。刺した後で針先を気持ち出し ます。この付け方だと知らず知らずのうちにエサが無くなる事は少なく、エサが取られにくくなっている分アタリが感じやすくなり ます。これが釣果upへの大事な要因のひつとです。 [戦略] 使用分を取り出しタオルの上にすぐつかわない分はクーラーで冷やしておく。爆は午後1時すぎにやってくることが多い?!。 ここでベロがオレンジのエサを投入するのが肝。最初にすべて出しておくとベロが白っぽく変色する。ラストスパートで数を伸ばす には船中で最も鮮度のよいエサを投入することも大事た゜と思ってます。ちょっとした工夫次第で、ほとんどのカワハギを自分の 支配下にすることも可能です。 [保管] 余ったエサはビニール袋に塩水をつくり、アサリを入れ冷凍庫で保存しましょう。使うときはビニールのまま回答すれば痛むこと なく使えます。一ヶ月位の間であれば鮮度と釣果に影響がない事は実釣で検証済みです。 [まとめ] カワハギに拘るのであれば是非浅利にも拘って欲しい。私自身浅利を剥くのはヘタクソであるが、自分で剥くようになってから 釣果も安定した気がする。ちなみに冒頭の釣果は全て自分で剥いた浅利です。 |
つづく
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