ストラクチャー虎の穴

夕暮れの六甲山(わかりにくっ!)
今回の遠征の企画会議は2月23日でした。結局23日は飲みくれて終わり、日取りだけは大まかに決めた・・・。そして、
いよいよ出発の日。遠征の日までには地元で一回くらいは練習しようと思ったものの、なかなか時間が取れず花粉症悪化
の懸念もあったので、ぶっつけ本番。メンツはタッチャン、みっちさん、ヌマさんと私。4名がハイエースに乗り込んでの道中
です。横浜発0:30。行きは寝まいと思いつつも寝ないと死ぬよ。との諸先輩にお気遣いいただき3:00過ぎに記憶が・・・。
次に目を明けたときは夜が明けどこかわからんファミマの駐車場。キョロキョロここどこだ?というのも西に行くくらいしか頭
になかったもんで大阪なのか、兵庫なのか不明。あとあと気づくと甲子園球場と高い山並み。って事は、あのすがすがしい
山並みはおいすぃ水の六甲山か!(笑)しばし朝の鼻水と戦っていると、地元の健さん登場!おぉ!あなたが噂の健さん!
少し涼しげな感じでしたが(笑)、挨拶をかわし早速AチームとBチームに別れての実釣となった。Aチームはヌマさん、健さん
と私。あとあと聞くとBチームじゃなくてよかった。ホッ。
早速、Aチームは健さんの車でポイントに向かう。着いて感想は天気よく気持ちよい。これが神戸の海か!沖を見渡すと堤防
が見える。あれがかの有名な神戸の沖堤か。少し感動。(‥;) ちなみに車を止めた場所は厳密には神戸ではないらしぃ
釣況は大変宜しいらしく昨日もバンバン釣れたと健さん。しかし、疑い深い私は冷静に・・・。
期待しない程度に期待。←期待しすぎると、もしもの場合の落胆も大きいので。

んでもって、ポイントまでテクテクと歩き。ポイントで今日の付けえさであるパイプ虫講座が始まった。

車を降りて渡されたエタイの知れないエサがパイプ虫だそうで、関西のこの時期のアタリエサらしい。
えっと、ピンでパイプを刺してな穴を開けるんやぁで針を結んだ余分糸を穴に通し
抜けないようにガンダマを打つんやぁ〜。針はな、この針使ってやぁ〜。
こてこての関西弁にしばし感動!(おいおい話聞いてるんかい!(笑))
で、針はエサに刺さないそうだ・・・。おいおい。ほんまこんなんで釣れるんか?疑いに拍車がかかる(爆)

早速、3人距離を置いて釣り歩く事になった。で、そのパイプ虫。初めて手にしたこともあって取り扱いに大苦戦。
一度エサをつけようものなら割れた、ハリスが抜けた、ガンダマが落ちた(-_-メ)で相当なタイムロス。こんなん時合いで
やってたら釣れるもんも釣れなくなるな。。。苦戦しながら釣り歩くも、皆アタリなし!期待しすぎなくてよかった(笑)
一方、ガイドの健さんは相当焦ってる様子が伺えた。今思えば相当なプレッシャーがいろいろなところからかかって
いたようです。。なんか申し訳なく・・・。

とりあえず、潮が悪いという事で一同集まりトーキング。でパイプ虫の採取場所やら水中であの塊がパイプやでぇ〜
といろいろ関西弁で説明を受けながら先へ進んだ。ここでヌマさんは戻りながら釣り歩く。

時間にして、9:30頃 先を釣り歩いてた健さんになにやら掛かるも痛恨のバラシ。残念!
離れてみてた私としては、あれははたして黒鯛か?型を見れなかっただけに前向きな解釈が出来ない。。
タツ兄ぃ。パイプの中身だした方がええでぇ−とアドバイスを頂く。しかし、中身を出そうとパイプをいじるとますます、
貝が割け手返しが悪くなっていく(-_-メ) めんどくさいから、パイプの中身はチョン掛けや!

その後も釣り歩き、フェンスが現れた。特にヤバそうなフェンスではない臭いがしたので乗り越えてみた。健さんはここで
引き返す。ここは入り組んだ湾?の奥地で潮も動きそうもなく何とも閑静な感じだ。釣りをするには静かで無心になれる
よい雰囲気だ。あまり緊張感がなかったのも問題で、釣り歩きながら水中のパイプの層を確認すべくこっそり水面を覗く
と・・・。なにやら黒い魚体が見えパイプをむさぼってるではないか!( ̄□ ̄;)あっ!と思った時には魚と目があって、
猛スピードで逃げていった・・・。ここ魚おる。しかも今のはかなりやる気のある魚だった・・・。って事はさっき健さんがバラ
したのはチヌやな。←ようやく納得(笑)

     
釣り場はこんな感じぃ。とても閑静です。関東にも是非欲しい!
そして、その後進むといくらか潮通しがヨサゲなポイント発見。ここは出そう。極上のパイプをセットし過去の経験上、
この際はいそうとアタリを付け影が移らないよう忍び足で落とし込むと・・・。1.5ヒロで止めアタリ!!喰った!あわせ!
やっぽぉ−!魚体は銀ピカで推定48はあろうかという良型。竿の弾力で貯め2キック後の3キック目ででスポッ!(:_;) 
抜けたぁ〜!ショックではあったが見渡す限りあと5回は落とせそうなヨダレポイントが。。気を取り直しエサをつけていると
ボート登場。で、なにやら言っている。ん?と耳に手をあてるフリをすると、「どこから入った!」との事。「上から」と答えると
レッドカード。。。なくなく撤収。(T^T)あぁ、チヌがぁ・・・。

魚体発見→バラシと完全に釣れる気がしてきた。しかし、バレタのはやはりエサを針に刺さないのが原因か?どうも違和感が
出てきたので、針をハヤテの4号にしてエサを刺し抜けないよう夜光ゴムで止めた。←フジツボ仕様
戻りながらここぞと思うピンポイントを狙うと・・・。穴の中からこんにちは。ビンゴ!!さっきほど大きくはないが、黒鯛だ。
半年ぶりのやり取りを楽しんでタモ入れ。しかし、久々のタモ使用でタモが伸びすぎた!あやうく、魚を突付いて落とすとこ
だったが、何とかタモ入れ終了。ホッ。
早速、ヌマさんにメールで報告。その後も2匹目を粘るが潮が引いたこともありAMの部は終了。昼は健さんの迷ガイドで迷い
ながらファミレスへ(笑)。そこでAチームの作戦会議。Bチームもかなり苦戦してる状況から、合流は見送り夕まづめに喰いそう
な気配があったので午前中の場所を攻めることに。。。

嬉しい関西のチヌちゃん
途中えさやでカニを調達し、午後の部へ時間にして14:30私は夕まづの一本勝負と読んでしばし、車で爆睡(-_-)ZZZ
気づいたら16:00 (>_<)やばっ。慌てて仕度しお目当てのポイントへ工事現場を横切り急行。そんな中、ヌマさんより獲物
の確保の連絡が入る。ホッ。これで仲良く本命ゲットだ。健さんは夕暮れに気合で一発掛けるも痛恨の針はずれ。
またまた残念!結局18:30までやって納竿し、宿へむかった。Bチームは朝から18:00過ぎまで飯なし昼寝なしのシゴキ
合宿モード。(Bチームじゃなくてよかった)みっちさんはかなりしんどい表情だった・・・。明日は我が身か・・・。(;^_^A アセアセ・・・
結果は14:00過ぎから合流した大脇名人が調子よく竿を曲げたそうです。

その晩はホテルで合流しての宴。年末の忘年会以来に杯を交わすメンバーだ。翌日の二日酔いを考慮しながら酒をすすり
夜はふけていく。楽しい時間はあっという間にすぎ一部メンバーで2次会へ行き明日の釣果を占う。

そして、翌朝6:30ホテルの玄関には名古屋からアキラさんが合流した。二日目の前半は二手に別れ、みっちさんとアキラさん
と私でトレビの泉に入る。捕まった猫のごとく初のポイントに躊躇。後で聞くとこのPがスペシャルステージだったとか?
結局朝一はアキラさんのアタリの1アタリのみで移動。そして2場所目ここは・・・。ホンマこんなとこ魚おるんかい!(爆)
どこを攻めたらよいのかよくわからないが有望そうなPを教わり疑いながら釣り歩く。その後、朝一で大阪を攻めた名人、
タッチャン、ヌマさんも合流しひたすら釣り歩く・・・。歩く・・・。歩く・・・。気がつくとみっちさんとアキラさんの姿がない。どうやら
見切りをつけて朝一ポイントに移動したそうだ。時間にして13:00。朝からずっと歩いている・・・。。足が棒、肩がパンパン。
シーズン初戦のリハビリがすでに合宿モードでヘロヘロ(>_<)その後、昼休憩で車で乾杯。その時みっちさんは時合が訪れ待望
のチヌゲット!後半戦は3つチームに別れ更に界隈を落とし込む。私はタッチャンと組んでの実釣。タッチャンは朝に大阪
ステージで2枚ゲット済みで今日も絶好調だ。夕方、ラストステージで更にタッチャンは1枚追加。私はというとアタリボー。涙。
そして夕暮れ時に私が攻めたpにタッチャンが入り、私の忘れ物をゲット(>_<)。私はというと渋い状況からか、いつもの悪い癖で
アタリをとろうとろうの一心で腰がひけたひっぴり腰の釣り。せっかくのチャンスも案の定カニグシャのあたり(:_;)。
ここで一発と続けて気合を入れるも、工場から犬を群れが出て来て囲まれジエンド(笑)←かなり焦るじょぉ〜
結局、この日はアタリ1のみ。危うく完全試合だった。やはり昨晩の2次会が原因か?

帰り際にタッチャンより秘伝のコツを教わったので、是非、次回に生かしたい。
ラストは皆集合し次回の再会を誓い固い握手をして帰路につく。時間にして18:30 夢の舞台を出発した。

途中、サービスエリアに寄っていただき、土産を調達。土産の品定め中に皆さんは夕食を調達。私が食べようとした時には
30名の団体様が列をつくる。喰いっぱぐれや!ここは諦め、次のサービスエリアに寄って頂いたm(_ _)m誠にすいません!
しかし、人の活性はここでも高く黒山の人だかり。すると外で屋台を出してたラーメンを食べることに。。。九州ラーメンを
注文。で出てきたラーメンを食べると・・・。スーパーカップのトンコツとくりそつ。(>_<)紅ショーガとネギが多いだけやぁ!
落ちる時はここまで落ちるものなのか(ノ_・。)・・・。と複雑な思いで完食し車へダッシュで戻る。
帰りの道中は寝ないぞと誓ったものの、呼んでもいない羊がまぶたの上を走り回る・・・。タッチャンすんません!気が付いたら
海老名でした!。なんと、タッチャンあれだけ歩きまわり、帰りの道中も運転完走。ほんとにお疲れさまでした!
スーパー申し訳なく・・・。そんなこんなで、楽しい旅は1:30に横浜着で終わったのでした。
 
アウェーのラーメンにはご注意を


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