カサゴは近海の岩礁帯に広く生息している。カサゴは根魚の代表格で味もいい事から専門に狙う輩も多い。
また、貪欲な魚故に釣り上げられ易い個体でもあり、丘釣りで型物はなかなか出にくい魚でもある。
昨今の東京湾は釣り人も多く30upのカサゴを専門に狙うのはなかなか難しい。
また、カサゴは湾奥で釣れる固体と外洋に面した岩礁帯で釣れるものは色艶・食味においても外洋の物に
分がある。。。
年明け早々釣り仲間から神奈川県某所で、ランカークラスのカサゴの情報がはいった。釣行計画を企てるも、
度重なる週末夜の爆風にノビノビとなっていた。そんな中でようやく、釣り仲間との日程調整がつき天気も
よい日が訪れたのだ。当日の満潮は新山下で22:53と明けて8:25。カサゴは満潮前後が勝負となるので、
実釣時間は22:00〜翌6:00とした。釣り仲間の大物師とは現地で落ち合う約束をし、先行して実釣を開始
した。エサはサンマの切り身と岩イソをチョイス。岩イソは来る途中で寄った釣りエサで調達したのだが、
何せ安い。ちなみに、モエビは100匹で¥700。関東ではモエビの相場が一匹 ¥30前後だから。爆安だ!
釣り仲間が来るまでは2本竿で際を探る。止まっていた風は北風が吹きだした。魚信は頻繁にあった。
落としてすぐに反応があり、なかなかよい引きが出る。「ヨシヨシ」と巻き上げライトで見ると、エイリアンの
ような魚体。何だこりゃ?うわっ。ゴンズイ?と思いよくよく見ると「ドンコ」だった。なんと、こんなところでドンコに
出会えるとは!今日の目当てはドンコではないので逃がす。しかし、この後怒涛のドンコラッシュに見舞われた。
釣れども釣れどもドンコばかり。。。
タラ目チゴタラ科 チゴダラ(通称ドンコ)
吹きだした風は北の爆風になり、容赦なく体温を奪っていく。 場所を転々とかえて落とすもドンコばかり。。。
1:00過ぎに仲間と合流してからは、パッタリと潮が止まり、2:00過ぎには爆風がおさまった。
南面・北面・ヘチ・前いろいろ試すも何もあたらない。激渋の海だった。釣れない時間帯は釣り話しに花が咲き
それはそれで楽しいのであるが、魚が釣れてこないと。4:00を過ぎてようやく、仲間がアタリをキャッチしメバル
を釣り上げた。型はまあまあで、なんと言っても魚が綺麗なのである。おいらにもアタリはあるのだが、食い込ま
ない。。。相当活性が低いようだ。少しずつ潮が流れるとポツポツと食いだした。同行者はホイホイとカサゴを増
やす。そんな時、おいらは根がかりを繰り返し仕掛けの作成に費やされた。。。
5:30辺りの夜が明けはじめた頃、アタリをキャッチ。一呼吸して聞きあげると独特の魚信を得た。やっと釣れた
。。。ホッ。上がった魚は、型こそ小さいが綺麗なガラをした上物の外洋カサゴだった。
深場で育っているせいか赤く模様も鮮明
結局、その後は続かず6:00納竿となった。ん−。頑張った割りには物足りなぁ−い!釣果は大物師のご好意で
頂きました。 大物師さま、ありがとうございます。釣魚料理のカサゴ編を「釣魚料理」にupしました。
仲間とリベンジを誓って別れてからは、嫁と待ち合わせた時間まで少々時間があったので、「三崎の朝市」
顔を出してみた。特に何も買うつもりはなかったが、眠気覚ましに「味噌汁」でも。くらいの気持ちだった。
しかし、ある一角で黒山の人だかり。TVのカメラまで来ていた。どうやら養殖の「マダイ」と「ハマチ」をセリ売り
してるようだ。丁度、セリが始まって2匹目くらいだったようなので、ぼぉ−と見ていると、セリに出てきたのは
養殖であれどなかなかの大きさだ。45cm 1.5kgくらいあったであろうか。セリが始まった。しかし、セリが
始まったばかりのせいか、ギャラリ−の活性は低い。ようやく、前のおっちゃんが「500円」!店の親父が
ギャラリ−をあおる。。。そこで隣の客が「600円」!店の親父が「ハイハイハイ 600円上はいないかい?」
と威勢よく叫ぶ。セリはセリあげてナンボ。セリ上がるから盛り上がるのだ。そお思ったおいらは買う気がない
が、「700円!」と上げてみた。そらそら、誰か1000円くらいつけてみろや!と思ったが後が続かない。
妙な間があった。うっ、嫌な予感。間髪入れずに店の親父が「はい!そこの兄ちゃん700円で決まり!」。。
げっ。アッシですかぁ?!いらんマダイに700円を払った(ーー;)。。。
セリ市の様子 700円でゲッツした真鯛
(ーー;)その後、プラッと他の魚屋を巡回。良型のカワハギ発見!
値段を見て絶句。250円/100g。。。高くないかえ?その他、干物は明らかに
地物ではない。複雑な思いで目的の味噌汁にありついた。
カワハギ高いぞっ 外国産の干物
マグロ汁は。。。ん〜いまいち。。客のほとんどは、三浦大根のはいった、そばを頼んでた。
次回は「そば」にしよ。と思って、先ほどのセリをやってる店に行ってみると、山のようにあった魚がほとんど
なくなってました。ようやく客の活性が上がったのかな?セリの相場に興味があったので、少し見る事にした。
50cm級のハマチだった。まあまあの型だけど、所詮養殖。夏場の近海のイナダが地元のス−パ−で500円位
な事を考えると いって¥1000くらいかなぁ。と思ってみているとその客は「4000円!」で落札していた。。
まっ、まじ?!(ーー;)オイオイそれ養殖だぞっ。 と思ったが、セリってのは儲かりますな!なかなか、皆さん活性
が上がったようで。他にも数匹あった、真鯛がいくらで落札になったのか?興味深かったが恐らくそこそこの値が
ついたと思われる。700円は結果的にはラッキーだったようです。しかし、このマダイどないしよう。。。
帰りの車でマダイの処理を考えたが、そお言えば今日はホワイトデ−だった。すっかり嫁さんにお返し買うのを
忘れてた。というわけで、700円で落としたマダイで夕食を作ってホワイトデ−のお返しにする事にした。
参考までにマダイ編を「釣魚料理」にupしました。
余談ですが、午後に横須賀の某大手ス−パ−で同じ愛媛産のマダイが魚コ−ナ−に並んで
ました。型は 30cm超で 一尾 ¥498。それを考えると、今朝のセリはボロ儲け
なんだろうなって、思いました。
おしまい。
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||