ウキふかせ挑戦記

瀬戸内の海。そこはチヌの宝庫らしい。。。
しかも、秋磯はウジャウジャ。。。
週明けに大分にいく用事があったので、週末は徳山に滞在する事にした。

思ってみれば、磯のウキフカセは数年前に封印した釣りであった。。。
封印の決定的な原因は、ウキフカセの要領も得ずに伊豆でグレ釣りをしたときに
根がかりによる、連続ウキロスト3連発!腕もロクになかったがこんな金のかかる釣り
は続けられん。ウキフカセの楽しみもロクに体験出来ず封印となったのだ。

その後も数回釣りはしたものの、お約束の穂先折れや道具の準備などなど。。
ウキフカセ=トラブルと、いいイメ−ジはなかった。

しかし、願望はあった。ウキフカセで黒鯛をつりたいと。。。

10月13日晴れ/くもり
徳山港の瀬渡しせとしおに乗り、徳山湾内の黒髪島の磯を目指した。

事前にカメラマンの恩田さんより瀬戸内の釣りについて、干満の差・コマセ・などなど
教えてもらっていた。恩田さんは春に発売された「クロダイ釣り」で瀬戸内の特集をした
カメラマンである。

当日のポイントは船長におまかせ。10名ほど乗せた船は釣り人を各ポイントに
降ろしていく。磯のイメ−ジが強かったが、沖堤やテトラもあった。
テトラはかなりひかれたが、磯願望が強かったのであえて磯に渡してもらった。
下げ潮が効く釣り座についたのは 6:30頃だった。
場所は人が一人たつのがやっとの、台形の磯だった。水平な個所が畳一枚もない不安な
磯であった。しかし、隣の磯に2名上陸した事が徳山の磯初心者の私にとって少し安心の材料だった。
といっても50mほど離れているが。。。

早速、コマセを作りコマセを打ちながらタックルの準備にかかった。
足元に撒いたコマセに湧く魚の量に驚いた。

付けエサをセットしエサを流す。潮は結構早かった。。。
いい感じにエサを獲られ期待は高かった。( ̄ー ̄)ニヤリッ
最低でも10枚くらいは釣れるだろうと、とんでもないことを考えていた。。。

数投するうちに、仕掛けが竿に絡まった。。磯が狭いので横着をして絡みを直していたが。。。

( ̄□ ̄;)!!

穂先が折れやがった!!
予備竿はカニエサ用の前打ち竿しかもっていない。。。時間は7:00
沖上がりは 13:00。。。
早速、ない知恵を絞ってトップガイドを5Bのガン玉で穂先を挟んで止める事にした。
頭いいじゃん!( ̄^ ̄)

しかし、トラブルはこれだけではすまなかった。。。
ウキ下を調整したにもかかわらず、根掛かりが連発する。ハリスを詰めても症状は変わらない。
仕掛けをチェックすると、ウキとめが緩んでいた。。。(-_-)
仕掛けを作り直し、そうこうしてるうちに、ウキをロスト。。予想はしていたが。。。
それでも、根掛かりが多発する。釣れる魚はベラばかり。。。
おかしい。。。
( ゚o゚)ハッ!ウキ止めが緩んでいて機能していない。。。
更に仕掛けを直す。。
なんだかなぁ。。。何やってんだか。。。
再び、仕掛けを直して投入すると潮は止まっていた。。。。・゚゚・(>_<)・゚゚・。
この時点で10:00黒鯛10枚どころかボウズの気配が濃厚になってきた。。
そして、ウキをやるなら多少練習してこないと話にならんとつくづく思った。。。
丁度、そんな頃船長がやってきた。「潮止まったべぇ。下げ潮のポイントさ連れてくから移動だ!」

これで運は上向くかも知れない( ̄ー ̄)ニヤリッ

隣の島に渡った2名の釣果に黒鯛はなく、グレが4枚ほど釣れていたようだ。
そして、下げ潮ポイントに着いたのは11:00少し前のことだった。
朝の場所とは違い6畳ほどの磯だった。それに景色もよくすかすがしかった。

 
磯より東西を望む。なかなかの景色である。
 

気分一新で釣りを始める前に船長にポイント釣り方を聞いた。
方言まじりで何を言っているか一部聞き取れなかったが、要はコマセをけちらず巻くこと。
それと、タナを少しあげること。しかし、前半のポイントでロクに魚も釣れないのにコマセを
撒きすぎた。。。3kgのオキアミをベースに配合エサを混ぜたコマセは残り30%ほどだった。(ーー;)
しかし、ここは活性が高かった。底タナではベラが連発するも、ハリスを詰めるとグレが食ってきた。
また、コマセを入れると表層では多数の魚が寄っていた。
更に、ウキ下を短くし仕掛けを投入するとサヨリやアジが入れパク状態となり多彩な魚が釣れだした。
こっこれは!!「お魚天国」がつくれるかもしれない。。。
すきだとイワシてサヨリちゃん。タイしたもんだよスズキ君♪
んー。鯛かぁ。。。やはり黒鯛は必須のようだ。。。
源さんへの土産を確保するべくサヨリを狙う。なかなかの良型で食べると旨そう(^¬^)
釣って、バケツに入れて逃げられ。。。エサ付け、コマセ打ち朝と違って忙しかった。
穂先折れの応急処置も按配がよかった。。
いい型のボラを3本掛けても全然問題なかった。関東では嫌うボラも瀬戸内の釣り上げても何の臭み
もなくやり取りの練習も出来て遊び相手には格好のターゲットであったが、3本釣り上げると
飽きてしまい、いかにボラにエサを喰わせないか作戦を練っていた。

 
関東のスーパーではいい値をしてるサヨリが良型でイレパク

 
ボラはやり取りを記念撮影。竿を持ちながらではなかなかうまく撮れませんね。

結局、後半はグレの数釣りで楽しんでしまい、黒鯛は???
帰りに船長に聞いたところ、チヌはこの時期丁度一服気味でこの時期には珍しいグレが釣れ盛ってる
との事でした。しかも先週は20cmも満たないサイズが多かったとか。今回釣れたのは25cmクラスも
結構混じったので、久々のウキ釣りとしては飽きずに楽しめてよかったのかもしれない。
他の人も黒鯛は釣れていないようだった。50オーバーの黒鯛を釣りたいなら、2月においでと
船長は言った。もちろんリベンジにきますよ!


ストリンガーの数だけkeepしたグレ

13:00港に戻り港で落とし込んでいる大脇名人、ひでさん、源さんと合流。
名人、ひでさんらは昼すぎの新幹線で撤収との事で、黒鯛を釣ってないタツ兄は源さんと
残業することにした。ポイントは大脇名人が開拓した、パイル堤。昨日激渋ながらも4枚getしたと
いわれる堤防だ。横浜にはパイル堤というのがなかなか無いため、気合を入れて現地に向かった。

 
魚はうようよ見えるものの口を使ってくれませんなぁ

 
沖堤も探るもあたりません。雰囲気はいいんだけどなぁ

結局あたらず、またも最終日決戦となった!なんで遠征くると毎回渋いのか?!これも修行か。。。


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