7月某日。小倉で仕事を終えた。これで気分スッキリ週末を過ごせそうだ。
前日の激しい雨もあがり、明るい曇り空だった。テレビを見ると隣の博多では、
駅が水没している。昨日は激雨に襲われたが、小倉が水没しなくてよかった。
地元友人に迎えに来てもらい、夕方の徳山行きまでの間、観光ガイドをお願いした。
途中寄った、唐戸市場では新鮮な海の幸をたらふく堪能する事ができた。
生憎、ふぐの旬ではなかったので「ふぐ地獄」は堪能できなかったが、次回は
是非、ふぐ狙いできたいもんです。

   

   


市場を出たのは昼すぎだった。新下関まで送ってもらい、友人と別れ一路徳山駅へ。。。
15:30地元の番人源さんも仕事を片付けてくれる段取りはつけてあった。
今回の山口遠征は前回丸坊主を食らった借りを返す為にも並々ならぬ
闘志を燃やしているのであった。

「ご無沙汰どぇ−す」とおいら
「ひさしぶりぃ−」と源さん。久々の再開にがっちり握手を交わす。
気になる釣況は源さんもあまり竿を出してないので未知。
早速、夕まづめ時間は僅かだが、様子を見にいくことにした。
釣り場までは徒歩1分。近っ!
エサを採取してる横で、地元のじいさんがウキ釣りで糸を垂れていた。
 ハゼでも釣れるんかいな。。と近づくと、な、なんと!40cm前後の
 黒鯛が3匹ついていた。。。まっ、まじ!こんなとこで釣れるんかい!
 いきなり気合が入る
 さっそく、ヘチまわりを二人で探った。開始、10分。振り返ると。。。
 ん???源さんが掛けてます。。早ッ。早々とあげた魚は35cmの
 レギュラ−サイズ。さすがは、源さん!おいらは。。。
 日が暮れるまで、数ポイントまわったものの結局、あたった魚はその1尾
 だけだった。。。まだ、2日ある。。うんうん←自分を慰める

2日目。
ス−パ−ヘチ号を借り今日は単独行動。天気はいまいちで雨の予報だが。。。
 早速、港をチェックするもあたらない。。(ーー;)
 昼の上げ潮なので、それまで行動範囲を広げ隣町の漁港へ足を伸ばす。
 ここは個人所有のボ−ト置き場となっている。数年前の「クロダイ釣り」の
 雑誌に掲載されたポイントだ。期待して探るも反応がない。。
 港内を落としながら一周するも、あたらない。
 途中、地元爺さんがよってきた。こんなとこで関東流の釣りをしてるのを、
 物珍しそうに見ていた。そして、爆弾発言が。。アワワワアワワワ(;゜o゜) *〜●。。。
 「お前のそのやり方じゃ釣れん」
 何を失礼な。。。(-_-メ)「そっ、すかねぇ?」と言い残し相手をしないで、
 移動することにした。
 しかし、チャリンコで追いかけてきやがったが無視。

 早々に見切って、移動がてらちょっと休憩。ラ−メン屋を開拓してみることにした。
 走れど走れど、なかなか見当たらずだいぶ走ったところで、「尾道ラ−メン」を
 アピ−ルしてるラ−メン屋を見つけた。店の感じが気になったが、戸を開けて
 みた。普通のラ−メンを注文し待った。出てきたラ−メンは
 いまいちだった。。。コクがない。。。
 あぁ〜豚骨食べたい。。。
 中途半端に知らん店入るんじゃなかった。。。
 それは、そうと最近、東神奈川に出来た尾道ラーメンが気になったりしていた。。。

午後の上げを狙うことにした。ベ−スの港に戻りまずは一周。ヘチをタナから底まで探るも
あたらない。。。焦る気持ちを落ち着かすため、しばし車で休憩。
雨がだいぶ降ってきた。。。
降りしきる雨の中、昨日源さんがかけた場所を攻めてみることにした。
「#&*@§☆★」ん?「クン」「ギュゥゥゥゥゥ---------」
喰った!なかなかいい引き込みだ!やっと釣れた。と思った矢先。。。
「ギュゥゥゥゥゥ---スポッ」\(゜o゜;)/ウヒャー
「ばっ、ばれたぁぁぁぁ−−−−−−−−−−!」
しばし、豪雨に打たれる。。。。
結局、その後続かず一発泣いた。。。今回坊主の絵ズラが頭をよぎる。。
その晩、急遽(予想はされていたが)作戦会議が市内某所で行われた。。
タ:「兄貴、坊主でかえる訳にはいかねっす」
源:「うむ。そ−じゃのぉ−。禁断の場所にいってみるか?」
タ:「是非、お願いしますm(_ _)m」
源:「その場所は立ち禁で封印された釣り場につき、くれぐれも覚悟するように
   それと夜明けを狙うから明日は5:00出撃じゃ」
タ:「ヘイ。是非、おねげぇします。。」
そんな会話をしながら夜はふけていった。

3日目。
翌朝7:00 源さんよりTEL。おはよ−。寝坊したねぇ。同じく。
源:「今から行く?」
タ:「是非ぃ〜」(-_\) ゴシゴシ
そこは、某企業敷地内だった。
雨が少し降っていた。ろくなヘイもないが、乗り越え中腰で小走りにて侵入。
源:「ここ一帯はどこもポイント。長居は出来ないから短期決戦で釣るのじゃ」
タ:「らじゃ」
開始一投目をパイプの際に振り込んだ。
すぅ−←ライン
くいっ←あわせ
 グクググググッ!( ̄ー ̄)ニヤリッ 喰った喰った!!
 スポッ! (゜o゜)ゲッ!!ぬっ抜けたぁぁ−−−!!
 気を取り直して、3投目。
 また、喰った!!
 クククククッ。軽い。。。
 が、一枚キャッチ。一枚は一枚っす!記念撮影して、撤収。ホッ。
 が、帰りに警備に見つかった。。。平謝りしてなんとか釈放された。ホッ。
 源さんは仕事に戻り、おいらは昼前まで軽くひと眠りすることにした。

11:00 はっ!!寝すぎた!!
大急ぎで仕度し、某埠頭へ向かった。。釣りを始める頃には上げいっぱいの潮どまり
寸前だった。早速、既に落としている人に状況を聞くと
「AMの上げで8枚とったよ。今は潮止まりで喰わなくなった」
ゲッ(-_-)昼寝してる場合じゃなかった。。。

 ひょっとしたら、まだ食い気のあるのがいるかもしれない。
 モクモクと落とし込んだ。。
 帰りの時間は14:00 時間がない。。
 11:45くらいだっただろうか、先端付近のラバ−下に振り込んだフジツボに異変が。。
 ん?軽く聞くと。。。。。
 ギュゥゥゥゥ--------------!喰った!!!タナ1ヒロ弱で喰った!
 猛烈な突っ込みが始まった。。。
 こりゃいい型かも。ガンガン突っ込む!!
さっき、状況を聞いたおっさんは、42を頭に8枚といっていた。
こりゃも−ちょいあるかな??
久々のファイトだったのでたっぷり遊んでもらい、タモ入れした。
なかなかエエ型じゃ。(-。-)y-゜゜゜←やはり釣った後の一服はうまい!
早速、源さんに電話する。
タ:やっ、やっと釣り上げたっすよぉ−!
源:よっしゃ。今からカメラ持っていくかんなぁ−!
源さん到着。どれどれ、おぉ−エエ型じゃ。
写真をバチバチ撮ってもらい、源さんは引き続き仕事へ←わざわざすんまそんm(_ _)m
結局、その後も落としたが誰の竿も曲がらず、時合のラスト一枚だったようだ。
13:30をまわり、帰り時間が迫ってきたので納竿とした。
釣れてえがった。(^ー^)
その後、釣れた魚の腹を裂いてみた。胃袋の中はツブ一色だった。それも結構でかい
ツブでした。

そんなこんなで、時間はあっという間にすぎ帰路についたのでありました。
おしまい
Special Thanks 源さん


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